クラウド

クラウド

クラウドとは、「クラウド・コンピューティング」の略である。従来であれば、 自分のPCにアプリケーションをインストールし、ハードディスクなどにデータを保 存して利用するという、スタンドアロンで利用するというスタイルが一般的だった。 そのアプリケーションやデータをインターネット上に置いてしまい、サービスとし て利用するというのが、クラウド・コンピューティングの主な考え方である。 クラウド・コンピューティングの進行によって、従来特定の環境に依存してきた 端末を選ぶことなく、ウェブ・ブラウザだけでアプリケーションが利用できるよ うになる。またアプリケーションのバージョンアップやデータのバックアップといった作業も、クラウドでサービスを運営する側に任せることができ、手間が大幅に削減されることにもなる。 クラウドの代表例として挙げられるのが、グーグルである。現在グーグルは検索 サービスだけでなく、「Gメール」「グ ーグル・カレンダー」「グーグル・ドキュメン ト」などさまざまなウェブ・アプリケーションを提供しているが、これらのほとんど
は専用のアプリケーションを用意する必要がなく、インターネットを経由してウウェブ・ブラウザ上から利用できるものとなっている。 またアプリケーションのデ1タもグIグルのサーバー上に保存されており、 PC や 携帯電話があればどこからでもアプリケーションを利用して、データを参照できるよ うになる。 しかもグーグルのサービスは全てグーグルが管理しているため、個々の端末に対し てアプリケーションのインストールやデータの管理などをする手間がない。それゆえ企業にとっても、サーバーの設置や管理などのコストがかからず、大きなメリットが 得られるようになるのだ。 ブロードバンドの普及によるインターネット接続の高速化、さらにPCや携帯電話の高性能化、ウェブ・ブラウザなどのクライアント・アプリケーションの性能向上な どによって、クラウド化の流れは大幅に加速している。この流れが進めば、必然的に インターネット上にデータが集約されることとなり、ひいてはインターネット上に存 在する情報がより大きなものとなるといえるだろう。