スマートフォン

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検索サービスに大きな変化を与えるであろう要素は デバイス だ。 低価格で高性能なCPUが誕生したことで、ネットブックという小型・低価格 ノートパソコンのジャンルが誕生した。このように、高性能・低電力・低価格化と いったハードウェアの進化、さらにはクラウド化の進行によるアプリケーションの変化によって、インターネットに接続するデバイスも大きく変化しつつある。 その代表例の一つが、スマートフォンである。元々スマートフォンと携帯電話の明確な線引きというのは存在せず、その定義をするのは難しい(海外では、高機能化が 進んだ日本の携帯電話も スマートフォンと解釈される場合がある)のだが、日本では主に、 PCのウェブ・サイトやメールが扱いやすく、アプリケーションが自由に インストールできる携帯電話、という解釈が一般的となっている。 ADSL並みの高速通信でインターネットに接続できる高機能携帯電話が、広く普 及している日本の現状からすると、実感が湧かないかもしれないが、日本以外の国で
は今でも、インターネットに接続するデバイスの大半はPCであり、携帯電話のようなデバイスでインターネットに接続するというのはまれなことなのだ。 だが2007年にアップルが「アイフォン」を発売したことで、その流れが大きく変わった。 アイフォ ンはインターフェースやアプリケーションなど、さまざまな要素におい て大きなインパクトをもたらしているが、その中で最も大きかったのは、モバイルでインターネットに接続するという習慣を身につけさせたことだ。 先にも触れた通り、海外では携帯電話によるネット接続の習慣があまりないので、 日本のように携帯電話向けにカスタマイズされたウェブ・サイトが非常に少ない。だ がアイフォンは、モバイルでもPCのウェブ・サイトが見やすいブラウザとインターフェースを導入したことで、その問題点を解消。モバイルにおけるインターネッ トの利便性を大幅に向上させ、普及の道筋を聞いたのである。 こと海外ではアイフォンの登場によって、モバイルのネットワーク接続はクラウド化、ソーシヤル化が大きく広がったのは間違いないだろう。